美しさと機能性、耐久性を誇るインプラント Beautiful and functional implants
インプラントは、人工の歯を装着する治療です。正確にはインプラントは金属からできた人工歯根のことであり、インプラントを埋めたら連結部分となるアバットメントを取り付け、その上に人工歯を装着します。金属を埋め込むと聞くと不安に思う方が多いかもしれませんが、インプラントに使用される金属は、顎の骨と親和性の高いチタンやチタン合金です。人工といえど、歯根でしっかりと人工歯を固定しているため、本来の自分の歯のような感覚で物を噛むことができます。
さらに、インプラントは入れ歯やブリッジと比べて審美性や機能性に優れているだけでなく、メンテナンス次第で長く使用できる耐久性も備えています。インプラントで本来の歯の感覚を取り戻し、より豊かな人生を過ごしてみませんか。
インプラント治療のメリット/デメリット
インプラント治療のメリット
本来の歯とほぼ同等の噛み心地
インプラントの最大のメリットは、本来の歯と同じような噛み心地が得られることです。入れ歯やブリッジとは異なり歯根があるため、固いものや弾力のあるもの、粘性のあるものでもしっかりと噛むことができます。
健康な歯を傷つけない治療が可能
インプラントは独立した歯なので、治療の際に周囲の歯を削ることなく装着できます。健康な歯であっても、削るなどして負担がかかるとそこから脆くなってしまうものです。健康な歯をできるだけ多く残したい場合に、インプラントは最適です。
高い審美性
インプラントで装着する人工歯は、セラミックで作られた天然歯と遜色ないものです。実際に見てもどの歯が人工なのかわからないレベルであるため、会話や飲食の際にお口を開けることへの抵抗を感じないでしょう。
天然歯と変わらないお手入れ方法で長持ち
インプラントで装着した人工歯は、天然歯と同じように日々お手入れできます。日々のセルフケアとあわせて定期的にメンテナンスに通うことで、10年以上長持ちすることもある耐久性に優れた人工歯なのです。
インプラント治療のデメリット
治療費が高額
インプラントは自由診療となるため、入れ歯やブリッジのように保険適用の治療がでず、治療費が高額になる傾向にあります。さらに、インプラントを長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが必要です。治療費だけでなく、治療後にかかるランニングコストも把握しておきましょう。
治療期間が長い
個人差はありますが、インプラントの治療期間は一般的に2〜6ヶ月ほどです。というのも、人工歯根と顎の骨が結合するまで2ヶ月ほどかかるからです。完全に治療が完了するまでは定期的な通院が必要となるため、その間のスケジュールに気をつける必要があります。
インプラントが適用できないケースがある
インプラントの装着は麻酔下での手術が必要であるため、持病や基礎疾患がある方はインプラントが適用できないケースがあります。カウンセリングの際にインプラントが適用できるか、しっかりと確認しましょう。
慣れが必要
本来の歯と同等の噛み心地を得るまでは、慣れが必要です。装着後、2〜3ヶ月ほどは違和感があるでしょう。慣れると安定してくるため、根気強く慣らしていくことが大切です。
risk 欠損歯を放置するリスク
- 歯が動いて歯並びが悪くなる
- きちんと食べ物が噛めず食事がしにくい
- 歯ぐきの位置が下がる
- 噛み合わせの悪化から輪郭が崩れる
- 食べ物が挟まりやすくなり虫歯や歯周病のリスクが上がる
「1本だけだから」「奥歯で見えないから」と、歯が抜けたまま放置していませんか？実は、歯が抜けたまま放置すると、上記のようにさまざまなリスクがあります。そのほか、認知症のリスクが上昇する、発音に影響が出るなど欠損歯を放置するリスクは多岐にわたります。また、放置するだけ症状が悪化し、その分治療費や治療期間が増えてしまいます。歯が抜けたら放置せず、すぐにでも歯科医院へ足を運びましょう。
当院では歯科用CTを導入しています
歯科用CTは口腔内を3D撮影でき、歯周りの骨の状態や神経の位置、骨密度などを正確に把握することが可能です。インプラント治療は顎の骨の中に金属を埋め込む手術であるため、患者さんの骨の形状や厚み、血管や神経の位置などを正確に理解していなければなりません。
歯科用CTは手術に必要な情報が正確に収集できるだけでなく、時間をかけずに検査が完了します。 歯科用CTを導入している歯科医院は、まだ少ないのが現状です。そんな中、当院では歯科用CTを導入しているため、正確かつ安全性の高いインプラント治療をご提供いたします。CT撮影のために他病院に出向く必要もなく、スムーズに治療に進めます。
flow インプラント治療の流れ
カウンセリング
当院では、カウンセリング重視の治療を行っています。まずは、インプラント治療への不安や疑問、治療の概要など気になるとをご相談ください。ていねいでわかりやすい説明のもと、患者さんの疑問や不安を解消いたします。
検査〜治療開始
インプラント治療に進むため、虫歯や歯周病の有無、噛み合わせや顎の骨、筋肉の状態などを詳しく検査します。当院では歯科用CTを導入しているため、簡単かつ負担の少ない検査が可能です。その後、検査結果や健康状態をふまえて、費用やスケジュールなどを算出し、患者さんに合った治療計画をご提案いたします。ご納得いただいた場合、治療へ進みます。
術前処置
顎の骨とインプラントをスムーズに結合させるには、口腔環境を整えることが重要です。そのため、虫歯や歯周病などがある場合は術前処置として治療を行います。
インプラントの埋め込み手術
まずは、人工歯根であるインプラントの埋め込み手術から行います。手術は麻酔下で行うため、痛みはほとんどありません。手術完了後、インプラントと顎の骨が結合するまで2ヶ月ほど治癒期間を置きます。その間は仮歯を装着していただき、定期検査で様子を確認していきます。
人工歯の装着
顎の骨とインプラントの結合が完了したら、人工歯を装着します。人工歯は型とりを行い、事前にオーダーメイドで制作いたします。人工歯は、インプラントとの連結部分となるアバットメントの上から装着します。装着後、噛み合わせの調整をしたらインプラント治療が終了です。
メンテナンス
インプラントを長持ちさせるには、アフターケアが欠かせません。歯磨きなど日々のセルフケアはもちろん、定期的な検診やPMTCなどの専門的なメンテナンスを受けることがおすすめです。
当院では3iインプラントを使用しています
インプラントの種類は世界で100種類以上、日本国内でも30種類以上とさまざまです。豊富なメーカーの中から、当院ではアメリカでNo.1シェアを誇る「3i（スリーアイ）インプラント」を使用しています。
3iインプラントはインプラント表面に特殊加工を施し、骨とのなじみを良くする構造である点が特徴です。骨との癒着性に優れているため、短期間での治療完了に貢献し、患者さんの負担を大幅に軽減します。さらに、世界各国の調査でインプラント治療の高い成功率も確認されている安心のインプラントです。
